【吉田町】 神社屋根復元工事 |丸寿瓦工業株式会社|
【吉田町】神社手水舎の屋根瓦修復工事 ~伝統技法で美しく再生~

今回は、吉田町にある歴史ある神社にて、手水舎(ちょうずや)の瓦修復工事を行いました。
倒木により瓦が破損
台風の影響で、手水舎脇の大木が倒れ、屋根に衝突。屋根の瓦が多数破損してしまいました。写真にもあるように、手水舎は木造の美しい佇まいを保っており、屋根には格式ある和瓦が葺かれていました。
破損した部分を確認すると、瓦のずれや割れが広範囲に及んでおり、ただ部分補修するだけでは元の美しさを保てません。そこで、**「古瓦を使用し、伝統的な土葺き工法での復元」**を選択しました。
土葺き工法とは?
土葺き(つちぶき)工法とは、瓦の下に葺き土(ふきつち)を敷いて固定する、伝統的な瓦屋根の工法です。現代のセメントや接着剤を使う工法とは違い、適度な柔軟性があり、通気性・断熱性にも優れるという特長があります。
何より、神社仏閣にふさわしい「呼吸する屋根」として、日本建築の美意識を感じさせる工法でもあります。
古瓦を活かした再生
今回使用したのは、破損前に使われていた古瓦です。できる限り割れていない瓦を選び出し、1枚ずつ丁寧に洗浄し、再利用しました。欠けてしまった部分は、似た年代の在庫瓦で補い、違和感のないよう調和を取っています。
屋根の頂部にある鬼瓦や軒先瓦も丁寧に据え直し、元の格式ある姿を再現することができました。
修復を終えて
仕上がった手水舎の屋根は、元の趣を損なうことなく、落ち着きと風格を取り戻しました。神社の静かな空間の中に、自然と溶け込む佇まいが蘇りました。
伝統技法による修復は手間も時間もかかりますが、それ以上に残す価値があるものです。地域の歴史や風景を守るために、これからもこうした仕事に誇りを持って取り組んでまいります。
お問い合わせ
瓦屋根の修復や、伝統工法による再生など、何でもご相談ください。
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