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瓦の工法

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瓦の葺き上げ工法

土葺きの断面図

土葺き工法は、大量の土を必要とします。
土葺きは古くから使われている工法で、瓦の性能が現在ほど良くない時代、土の粘着力と吸盤効果で瓦を張り付けながら葺き上げでいました。
垂木の上に張られた木舞の上に杉皮を敷き詰め、更にその上に分厚く粘土を敷きつめます。土の量はまちまちですが、時に厚さ10センチほど敷かれている事もあります。
屋根が重くなりばかりではなく、土の粘着力が薄れるとちょっとしたことでずれやすく、地震や台風で被害を受けやすいのも土葺きの瓦屋根です。
現在は一部の地域を除き、ほとんど使われていない工法です。

馴染み土の断面図

馴染み土は、現在の工法の原型となった工法です。
馴染み土は、引掛け桟瓦(剣付き瓦)が出始めてすぐの時代の工法です。

剣付きの瓦を瓦桟に引っ掛けて、その下に少量の土を置き、瓦を安定させながら葺き上げる工法です。土の量は土葺きに比べるとはるかに少ない量で、瓦1枚当たり握りこぶし1個から2個分ほどで済みます。

この頃は、まだ瓦を釘で固定する事はせず、屋根が軽く仕上がるようにはなりましたが、まだ地震や台風で被害を受けることが多い工法です。

防災工法

引掛け葺き (乾拭き)

現在、主流の工法です。
剣付き瓦に防災機能が備わった 「防災瓦」 を瓦桟に引っ掛けて、全部の瓦を釘で固定しながら葺き上げます。瓦の性能自体が良くなり、土を使わなくても良く安定します。全く土を使わない事から(一部役物を除き)、「乾葺き(からぶき)」 とも言われます。
防災瓦とは、前後左右の瓦同士が押さえ合うように設計された瓦です。通常、上の瓦が下の瓦を押さえていますが、防災瓦はそれに加えて、全枚数釘を打つことにより、下の瓦も上の瓦を押さえられるようになります。
これにより、瓦は完全に建物に張り付いている状態となり、地震や台風に対し格段に強くなりました。

棟瓦の工法

従来の棟の断面

強力棟工法が主流になる以前は、粘土で積み上げ針金で結ぶだけの方法でした。

この工法では、棟だけが独立したパーツのようになり、外部からのエネルギーをもろに受けてしまいます。
地震や台風で被害を受けやすい工法です。

棟は高くなるほど重くなり、慣性が強く働きます。よって、地震によって建物が揺れたときに棟だけは動きたくない方向に力が加わり、結果崩壊する可能性があるのです。

強力棟工法ではない棟の場合

慣性により、棟が建物の動きに同調できない

強力棟工法

強力棟工法の棟断面

強力棟工法は、棟金具と棟垂木により重量のある棟瓦を建物と一体化させ、地震の揺れや台風の強風など外部からのエネルギーに対し、耐力を持たせる工法です。

棟は高くなるほど重くなり、慣性が強く働きます。よって、地震によって建物が揺れたときに棟だけは動きたくない方向に力が加わり、結果崩壊する可能性があるのです。

強力棟工法の棟の場合

建物と一体のため、棟が建物と同調して動く

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